元中小企業の社長から学んだ行動力
これは私の友人の祖父の話です
この祖父は田舎の中小企業の元社長さんだった方で一代で大きな家を建てた方です
家は4階建てで小学校の体育館を見下ろせるくらいの高さだったように思います
私は何気なく、その友人の祖父と話をする機会が与えられました
その会話で人生の価値観が変わったのでお話ししていきます
この祖父と私は友達の家に遊びに行く度に話をしていました
というのもこの祖父はいつも色んな事(料理とか)をしていて楽しそうだからついて行って何かと話をしていました
月日は流れ、祖父も高齢者となり、体調を崩したりしていて、しばらく話をする機会がありませんでした
月日は流れ、久しぶりに友達の家に行くと祖父がベッドで横になっていました
久しぶりの対面だったのですが彼は認知症になり、やや記憶が曖昧な状態で判断力も鈍っていました
しかしそんな彼は自分が認知症という事に気がついていても全く気にする様子はありませんでした
このように辛い事も自分が不利な状況になってもざっくりと自分自身を受け入れられる器だからこそ社長になれたのではないかと感じました
そんな彼とお金の話をする事になりました
理由は確定申告を友達が代わりに行うので手続きをどうすればいいのか、友達が祖父に聞いていたからでした
その当時、私は少しだけ株に興味はありましたが資産運用をするまでには至っていませんでした
その為、確定申告に関する知識は皆無だった私は素朴な質問としてなぜ確定申告をするのか彼に聞きました
その返答で彼が株式投資をしているからだと知りました
そんな彼に私も投資に興味があると知ってもらうために、身につけたばかりの知識でつみたてNISAの説明をざっくりしたことを覚えています
ざっくりした説明内容は…
つみたてNISAは非課税でできる投資信託で金融庁が選定した投資信託から自分で投資対象を決められると言った説明をしました
それを聞いた彼は目の色が変わり、
それはいいな!すぐ投資したい!やらなきゃ損だ!と言いました
私は凄く驚きました
認知症に偏見を持ってたつもりは全くないのですが、今回の件は心のどこかで新しい事を教えてもちゃんと理解はできないだろうなぁと思ってました
なぜなら説明している私がよく分かってないのに、そんな人間が説明した内容で理解出来るとは思わなかったからです
彼がどこに魅力を感じたのか分かりませんが、良いと思ったら知らない事でも凄い勢いで飛びつく姿勢を見て、病気になって元気がないのにそれでもすぐに反応して行動しようとするのだからバリバリの時はどのくらい瞬発力があったのか気になるくらいの即決でした
あぁこれが成功できる社長の行動力か、と感心しました
きっと彼は今までもチャレンジしながら、小さいミスをしてすぐに修正していたのだろうなぁと感じました
実際、彼が企業した時の話も聞きました
知り合いがやっていて、自分も少しやったら儲かりそうだったから企業したと言っていました
それだけで企業しようと思い、実際に成功しているのだから凄いですよね
それ以来、私は変わりました
例えば投資のイメージは一般的には危ない印象を持つと思います
しかし何が危ないのか?それを聞いたら説明できない人が多いです
私は友人の祖父のようにすぐに飛びつく勇気はありませんが、危ないと言われる事や知らない事でも一度は挑戦してみるつもりで事実を調べて、受け入れられるリスクならば挑戦するようになりました
挑戦の結果、うまくいかなかったとしても修正したり、考え方を変えて、それでもダメなら諦めるのもいいと考えるようになりました
諦めたとしても人生経験として経験値を蓄積できるのでまずはチャレンジだと思います
なぜなら私の周りにいる人と同じように労働だけしかしていない人にお金持ちはいませんし、会社に依存しなければならないからです
私はそういう考え方なので昇格、昇給に依存したくありません
周りに何と思われようが早く帰宅してアフターファイブを愉しみたいと思っています
そのため残業代はもちろん出ません
働き方改革の影響もありますが…
だからこそアフターファイブで株式投資の勉強をして昇給や給料以上に稼いで生活を少しでも安定させたいのです
そうしたら会社の上司の意見にも怖がらなくていいですし、クビになってもいいと考える事もできます
理想は早期離職して、自分の仕事はパートで働く事だと考えています
そんな風に考え出したのは友人の祖父からの影響を大きく受けたからに違いありません
社長さん、ありがとうございました
以上