怒ると叱るの違い

先日私は仕事中に叱られました

私は叱られた事にモヤモヤしてしばらく引きずるタイプなのですが、叱られた時はどちらかと言えば怒られたと思っていました

しかし冷静になって考えた時

怒られると叱られるの違いについて考えました

怒られるとは相手が不快に思うことに対して相手がこちらのことを相手都合で感情的に怒ることです

例えば私の父親は外出先で機嫌が悪くなったとき、帰りに私に勉強の話をしてきます

なぜなら私は成績が悪いから私に怒りをぶつけて来るためです

そして帰って勉強しろと家の壁を殴って穴を開けた事を今でも覚えています

いわゆる当て付けです

これは明らかに怒るです

逆に叱るとはなんなのか？

それは相手の事を守ることです

叱る時とは相手に危険が起きるかもしれないから先に教えようとする行為ですよね

例えば勉強をしない子供に対してなら

勉強しないと将来、自分が使われる側の人間になったり、自分の仕事が制限されてしまって決められた方法でしか仕事が出来なくなる可能性もあるんだと伝えることは子供の将来の選択肢を狭くする機会を作らないためにすることだから叱る事ですよね

他にも街で車が来ているのに飛び出しそうな子供に対して危ないという事を指摘するのは、子供が自動車に轢かれて自分の命を落とすかもしれない危険から守ることなので叱る事ですよね

私はこの叱られたんだと思うとスッキリしました

大人になって叱られる機会は少ないと思います

しかし今回のように自分の行為によって医療事故になり、大袈裟に言えば、相手の家族に責任を追求された時、自分がもしその事で訴訟に巻き込まれたら敗訴してしまうかもしれません

またそういった行為が新たに他者を巻き込んでしまうと事故はさらに広がります

それを防ぐために私のことを叱ってくれたのかと思いました

以上