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読書は視野を広げる 年間100冊読破した私の変化

2019年、私は年間100冊前後を読破しました

1番気が付いた事は人の考え方や行動に感動して視野が広がったこと

なぜ視野が広がったかと言えば対話で新しい人に会う事の限界を感じたから

そこで新しい出会いの方法の一つとして読書に辿りつきました

そのためには様々なジャンルの本に出会い、考え方や表現力の広さに触れていつもと違った視点の見本を提示してもらった気分になりました


私が読むジャンルは絵本や漫画、小説、自己啓発本、ビジネス書などを読みます

その中でも視野が広がった本を複数冊紹介します

1.FACT fullness
 事実を突き詰めるプロフェッショナルな姿勢に尊敬する一冊
私は研究をした事もあるので分かるが、自分の都合の良いように統計や解釈をしている報告をたくさん観てきました
 しかしこの本はそうではない
 本当に自分に正しい世界情勢について教えてくれる
 研究者の鏡であり、歪んだ世界を作らないように事実だけを伝える姿勢に尊敬します

2.日日是好日
感受性を磨きたい方必見
この本は茶道の世界観について書かれています
私は茶道に詳しくないですが、作者の表現力の素晴らしさが際立っています
特に季節や風情を表す表現と茶道の細かい動作が文章に表れていてこちらも日常を深く観察できるようになります

3.コーヒーが冷めないうちに
感動系の本作
設定は喫茶店で入れてもらったコーヒーが冷めないうちは過去に戻る事ができます。しかし過去に戻ってその瞬間を変化させることができても現実に戻ると元通り
それでも過去に戻る意味はあるのかと言えばもちろんあります
変わらないのは現実だけで、その時に伝えられなかった言葉を過去に戻った人が伝えたかった人に伝える事で自分の感情は変化して前向きに進める、そんな一冊です

4.銀河鉄道の父
 父親としての器を学べる一冊
この本は父親とは何かという視点と父親から見た宮沢賢治の人生史という視点という2つの視点で書かれておりとても面白かった。とくに父親としては、厳格な父親像を持ちつつも看病は人に任せられないなど所々出てしまう政次郎の優しさや、賢治の迷いある生き方に対しても見捨てずに陰でサポートする政次郎の器の大きさに感動。宮沢賢治は政次郎が父親じゃなければ、今がような歴史上に名が残るような作家にはなってなかったように思う。私も父親になるならば政次郎のようになりたい。ぜひ男性は一度読んで貰いたい、そんな一冊。

5.舟を編む
言葉は素敵だと再認識させられる一冊

辞典の編集者達の話
この本の表紙の素材の工夫と辞書大渡海の素材について書かれてある文言を読み、辞典の奥深さに鳥肌が立った。恩師、松本先生が亡くなってから、ラストシーンまでの流れも分かりやすく、しっとりしていて素晴らしい。たった259ページのこの本は意味が何となく分かる言葉も何度も言葉を検索して、正しい意味で全てを読み切りたいと感じ、調べ尽くしたため時間がかかった。しかしそうすることでこの本の良さは際立つ一冊。

実はまだまだ自分の世界観を変えられた作品はたくさんある

例えば漫画

昔からアニメでも漫画は遊びの一環で良くないものとされてきた風潮がある

しかし私は漫画でも小説やビジネス本に負けない作品はたくさんあると思っている

例えば三田紀房氏の作品はどれも勉強になる
ドラゴン桜が代表作だが、投資について学べるインベスターZや転職をテーマにしたエンゼルバンクなども会社を見る視点を学ぶことができる
この本はひふみ投信藤野英人氏の視点に近い

藤野氏は有名なファンドマネージャーで、ビジネス本投資家みたいに生きろなどを出版されている敏腕投資家

それに近い視点が漫画で学べるのだから、漫画を侮ってはいけない

今回みたいな形で漫画も5作品程度、視野が広がる作品を提示するので見ていただきたい

以上
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