移動平均線乖離率の効果を検証
こんにちは
きょうは「 移動平均線乖離率 の重要性 」について話します
出典:かぶたん
これはかぶたんというサイトで表示した旭化成(3407)の日足チャートです
チャートの下側にカイリ率が表示されております
この乖離率は25日移動平均線と現在の株価がどのくらい離れているのかを表しています(チャート上の赤色の移動平均線)
これを表示させるにはチャートの欄外にあるカイリ率というのを選択したら表示されます
このチャートを見ていただいたら分かるかと思いますが、旭化成のチャートは乖離率が10を超えている場面は見受けられません
私がグロース株10社を調べたところ
株価が上昇する前の乖離率は
ほとんど「 0付近〜マイナス 」になっている傾向にありました
旭化成はグロース株ではありませんが、旭化成でも株価が上昇する前には「0」の付近を推移しております
逆に株価が下がるタイミングでは移動平均線乖離率は10に近い位置まで上昇しているのが分かります
これらから移動平均線乖離率が低い時に株を購入し、逆に高い時は売却や購入を控えると利益が出やすいと推察されます
ではなぜ移動平均線乖離率が重要なのか?
それは株価はやがて移動平均線に近づいていく性質を持ち合わせているためです
実際に足立武志さんも株価チャートの教科書でこの手法を説明されております
よければ読んでみてください
では本当に株価は上昇前に「0」付近で推移しているのでしょうか?他のチャートでも確認してみましょう
出典:かぶたん
これはUbicom(3937)の日足チャートです
いかがでしょう?
上昇前はほぼ0付近を推移して株価の上昇に伴って20へ近づく傾向にありますよね
そして株価が調整して20から0に近づいているのが分かります
他にもメドレー(4480)
出典:かぶたん
でも同じような傾向にありますよね
私が他にも10社程調べましたが、すべての株で同じような傾向が見られました
これらから株を購入する際には乖離率も確認して購入した方が勝率は上がりそうですね
ちなみにMACDやRSIとこの乖離率を合わせる事で勝率はさらに上がりそうです
下記に記事のリンクを貼っておきますのでよければ参考にしてください
最後までありがとうございました
MACDはRSIと組み合わせれば勝率が上がる?