パッションのレシピ
久しぶりにレシピを書こうかと思います
パッション、すなわち情熱
情熱と言えば以前の私はまさに情熱に満ちていました
パッションに大事なことは
仲間であり、ライバルがいること
頑張れば達成できそうな課題に立ち向かうこと
諦めない精神
そして好奇心
どれも外せないものだと思います
特に仕事にはパッションを持ちたいですよね
だって人生の1/3は仕事に使うんですから
楽しみながら試行錯誤して変化しながら成長を感じていきたいものです
その中でも今日はパッションの着火剤である好奇心についてお話ししていきたいと思います
いきなり質問です
好奇心は作れると思いますか?
答えはYESです
かつての私はグータラ意味もなく人生を過ごしていました
しかし医療の専門学校に入り、先生からあることを言われ、それを実行していくと好奇心に溢れている自分になりました
それはなんでも1度は体験するべきだ
でなければ、これから就職先で出会った患者さんが何かを体験したことが原因で怪我をした際に、理由は曖昧なままかもしれない
もし体験していれば、みんなが気がつかなかったことを体験者の視点から見抜くことができ、それから治療の糸口が見つかるかもしれない
というものでした
それは今でも私の中で大切な言葉であり、自分なら絶対しなかったであろうことを体験することで人間らしさが磨かれました
その言葉を聞いた日から誘われたものには全て参加しようと決めたのが好奇心の始まりでした
最初にやったものがパチンコでした
パチンコをして何が分かるのかと思うかもしれません
しかし医療では怪我だけではなく、精神科領域もあるのです
そうです
パチンコではギャンブル依存症になる気持ちを体験しようと思ったのです
あれは痛い程、分かりました
パチンコでは昨日勝てば、今日も勝てるかもしれない
昨日負ければ、今日は必ず取り返す
そんな気持ちになりやすいのです
文章で書けば簡単ですが、体験した人は分かると思いますが凄い気迫です
それだけお金を賭けるとは賭けたものにしか分からない本気があるのです
この本気になるというのが大切なんです
なんでも体験する時、とりあえずやってみようか、では何も手に入りません
できるだけ本気になって、何かを得ようとすることが大切なのです
そういう意味ではお金を賭けたパチンコは着火剤としては抜群でした
代わりに本気になりすぎて辞めるのに苦労しました
次に体験したものは野球観戦でした
それまでも野球観戦はしていたのですが、それまでは何処のチームが好きとかそういう訳ではなく、一野球ファンとして野球を観てました
地元にはパリーグのチームがよく試合に来ていたので観に行ったりもしていましたが、観客は少なく静かな応援だなぁという印象でした
しかし珍しく阪神 対 広島がオープン戦をしに来てそれを観戦した時のことでした
応援の熱量の強さと鳴り響くラッパ隊の音楽、さらには応援歌
当時はまだ広島は断然弱く、阪神も少し弱くなってきていた印象でした
しかしあの熱量と情熱的な赤、そして阪神より盛り上がりがすごい広島
周りの音が風圧となって自分に届いたのを覚えています
結果は忘れましたが、あの日のスクワット応援が私をカープファンにしてくれました
またしばらくしてあの黒田がカープに帰ってきて、黒田の人柄や前田智徳の打球への思いなどがさらにパッションを高めていくのがわかりました
野球観戦で学んだことは、誰かと一緒に一つのことについて一生懸命になることの素晴らしさでした
1人では届かない負けて欲しくない想いがみんなで同じフレーズを言うことで選手に伝わる
そしてその伝わった想いがプレーになり、最後まで諦めない逆転のカープを作り出しリーグ3連覇した記憶は新しいですよね
このように全力でチャレンジしたからこそ見えてきたことが面白くなり、人生のパッションに繋がっていきました
やがてそれが仕事にも波及していき、モチベーションを作ることができました
みなさんも何からでもいいですが、やったことない事に本気で取り組んでみるとパッションが付いてきます
やってみてください
以上