しこり玉から考えるチャートの攻め方
こんにちは
きょうはこのチャートの攻め方について考えます
このチャートとはこれです
1番左端は好材料や好決算によってストップ高したような銘柄です
その後、①の矢印の幅(底から最初のストップ高の位置と同じ高さ)と②前回高値の位置を超えた位置からの値上がり幅を取る戦略はしこり玉の影響を受けており、戦略を変える必要があります
きょうはこの①と②それぞれの考え方について解説していきます
まずは①の戦略ですが
その前に①の前段階のストップ高から下落するまでの幅について解説します
この部分に関してはストップ高後に急に下落してます
そのためストップ高付近に取り残され塩漬けにしている人達が一定数残っており、しこり玉となっています
つまり前回高値付近に株価が近づけば、一時的に株価がもみ合ったり下がったりする可能性があります
そのため①の部分はしこり玉の影響から株価がもみ合いや下がることが想定されるためその高値までの戦略とします
まず下落からの反発の見極め方ですが、大陰線だった株価が少しずつ小さくなって、それに伴い出来高が少なくなります
その後、出来高が少ないままか少しだけ出来高が増えながら小さい陽線をつけると売り勢が減ってきているのでここの部分で買います
そしてそこからホールドして売るのは前回高値付近あるいは前回高値より少し低い部分で陰線が連続で出たら売りを検討します
では②の売買戦略に移ります
②は前回の高値の位置からのブレイクを狙う手法になります
この②で確認する項目は
高値より前段階でMACDがゴールデンクロスしているか、かつ、移動平均線乖離率が「0」付近を推移しているかをまず見ます
出典:株探
出典:株探
これはサイバーネット(4312)の日足チャートです
インジケーターはチャートの下に表示されております
インジケーターを確認すると点線の位置ではMACDが低い位置でゴールデンクロスをしており、かつ、移動平均線乖離率は「0」付近で推移しております
この状態に加えて前回高値をブレイクする際に出来高を伴った上昇をすれば上抜けする可能性が高いと考えます
これは前回高値を更新することでその上にはしこり玉が無く、かつ、各価格帯にある心理抵抗線までは抵抗線も無いためしばらく上昇が取りやすい状況になってます
ちなみにこの手法は①で購入した株をホールドしておいて、MACDがゴールデンクロス+乖離率がゴールデンクロス時に低くなっていれば引き続きホールドを継続するようにしております
ちなみに僕はこの②からの戦略で利益を取る事が多いです
みなさまも自己責任で気になればお試しください
きょうもありがとうございました
【前回のしこり玉のブログはこちら↓】
https://kitamarub.hatenablog.com/entry/2020/12/05/%E3%81%97%E3%81%93%E3%82%8A%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BB%AE%E8%AA%AC