しこりに関する仮説と買うタイミング
こんにちは
きょうはしこりについて記載していきます
しこりとは急激かつ大幅に株価が下落したときに、売り損ねて逃げ遅れた人が損切りできず塩漬けにしたポジションを持ち続けた状態です
他のサイトには
過去にたくさんの投資家が同じような水準(株価)で株式を購入してしまい、その後の株価下落に伴い身動きが取れなくなる状態のこと。
出典:乙女のお財布
https://www.tokaitokyo.co.jp/otome/investment/glossary/detail_si006.html
と書かれています
しこりがある状態では株価は上がりにくい状態となってしまいます
理由は塩漬けになっている株が、下落した位置から少し上昇(一時的な戻り)した際に損失が小さくなった事で急いで塩漬けにしているポジションに売りを入れるためです
そのため上昇しようとしている株が高値をつけても利確により上昇を抑えられて、上髭をつけてしまうのです
ではこのような場合、しこりを解消するためにはどのような値動きが必要なのでしょうか?
つまりチャート上では反発したい株価を上から抑えるチカラが無くなる必要があるので数日かけて上髭をつけながら小さい陰線のローソク足が続くことが予想されます
そこから陽線を形成するようになってくれば株価は上昇し、上昇するチカラが負けてしまえば株価は再び下落してしまうことが想定されます
では実際のチャートで確認していきたいと思います
出典:かぶたん
これはエムスリーの日足チャートになります
この画像に縦と横の十字線が入っていますが、その十字線から3本前の大陰線が起こり、ポジションを切れなかった人達がまだポジションを持っている状態です
その大陽線の後、小さい陰線や小さい陽線をつけながら上昇してきております
この間、大陰線を越えられなかったのはいわゆるしこりをこなしているからです
そのため数日間もみ合ってその後、上昇するようなチャートになっております
今回のチャートはその前後に売りをこなしながら上昇してきた銘柄だったので大きく下がりませんでした
しかしボラティリティが大きい陽線が続いたような銘柄であれば、もう少し大きく下落して、なかなか株価を上げられない状態が続きます
次のチャートはそれに近い状態を表した銘柄です
かぶたん
これはSun Asteriskのチャートです
IPO上場後、高値をつけてから急激に連続陰線で下がっております
その下落途中では上髭をつけながら上昇しようとしていますが、トレンドの転換に加えてしこりをすこしずつこなしているため上昇できずにいますよね
チャートの右側に来てもあげる事が難しく再び下落しております
その後も上昇を試みるも12/4現在でも株価は元には戻っていません
かぶたん
もちろんしこり以外の影響もありますが、9/3につけた4765円付近で塩漬けにしている人達も多くいる事が想定されます
そのためまだまだ上昇は先になるかもしれません
では最後にエムスリーのチャートで買い増しをするタイミングをお伝えしたいと思います
かぶたん
先程のチャートから点線を移動しました
私ならばこのタイミングで買い増しをします
理由は前回の大陰線の始値を超えており、陽線にも関わらず出来高も増えてきているからです
いかがでしょうか?
きょうはしこりについて仮説を解説しました
そもそもしこりが無いような銘柄の方が株価は上がりやすいので新規のポジションを取る際には、しこりがない銘柄を選ぶ方が賢明かもしれません
最後まで読んでいただきありがとうございました!