MACDを使ったエントリー方法
MACDは売買のサインとして有効です
基本的にはゴールデンクロスをすれば買い
デッドクロスをしたら売りのサインと判断されます
しかしダマシが多くて使いにくいと思われる方も多いと思います
そのためにきょうは日足チャートでMACDの有効性を高める方法を紹介します
それはMACDの短期日数、長期日数、シグナルの期間を変更することでMACDの動きに変化を見せる事です
例えば
短期、長期、シグナルを短くすればMACDのゴールデンクロスやデッドクロスなどのシグナルは通常より早く出現します
代わりに反応が早いのでゴールデンクロス、デッドクロスのダマシの回数も増えてしまいます
しかしシグナルを長くすればゴールデンクロスやデッドクロスは遅くなりますが、ダマシは減ります
そこで僕は
エントリーすると決めたら期間を短くして、少しでもはやくトレンドに乗るようにしています
そして乗ったあとは短いMACDではゴールデンクロス、デッドクロスが頻発するので期間を長くして観察をしています
ここからは説明しにくくなるので
短い期間のMACDをF MACD
通常期間のMACDをN MACD
遅い期間のMACDをS MACDと記載します
まずF MACDの期間ですが、
短期日数を6
長期日数を21
シグナルを4
次にN MACDは
短期日数を12
長期日数を26
シグナルを9
最後にS MACDを
短期日数20
長期日数42
シグナル9
として見ています
出典:松井証券
実際にどのくらい違うのか検証してみます
これはビザスクの日足チャートです
出典:松井証券
これがF MACDです
MACDは画面の下側にあります
そしてこれが同じ期間のS MACDです
かなり違ったMACDの動きやシグナルに対する反応が異なりませんか?
F MACDは MACDのゴールデンクロス、デッドクロスが何回も出現していますよね?
こんな感じで頻繁にゴールデンクロスを
それに対して
S MACDはゴールデンクロス、デッドクロスは出現しにくくなってます
しかしエントリーも遅くなるため、F MACDで買う時よりも値上がりした位置で株にエントリーしてしまうのがデメリットとなります
そのため私は買う時はF MACDでゴールデンクロスをしたら買い
実際にチャートを見てみますとかなりF MACDで買うのとS MACDで買うのは違いますよね
売るタイミングもF MACDだと安心だという意見もあるかと思います
しかしそのたびに売ったり買ったりしていると手数料が蓄積したり、乗り遅れることも増えますよね
そのため握力を高めるためにS MACDでのサインを売りのサインとするのです
たしかに株価が急落して売り遅れる可能性もありますが、売った瞬間のデッドクロスの信頼度はF MACDより高いものになりやすいです
そのため僕はS MACDでデッドクロスが出たらすぐに成行で売っています
これで勝率はすこし上がりました
みなさんもまずはこれを参考に売買していき、徐々にMACDの性能を高めてみなさんに報告したいと思います
しかし僕もまだ完成した取引ではないので引き続きMACDをいじったり、他のインジゲーターなどと組み合わせるなどブラッシュアップした記事を提供したいと思いますのでよろしくお願いします
本日も最後までありがとうございました