周りに流されない生き方
人の目を気にせずに自分が正しいと思う道を進む
自分以外が良いと思う事も自分の物差しで悪いと思えば悪いと意見できるか
これができるかどうかで人生は変わる
例えば株式投資
世間ではなんとなく危ないからやりたくない、という人がいる
では何が危ないのか聞くと答えられない
調べようともしない
そんな人はいつまでも貧乏のまま
株には必ず勝ち方がある
ニトリの似鳥会長も社員が反対したことはやる価値があると言っていた
ただし他の人が批判したからやる、では意味がない
他人に言う前に自分が挑戦したい事を本気で考えて、考え抜いてこれならイケると確信した状態で周りが否定してくるものを実行していくことに意味がある
例えば私の勉強
給料が上がらないのに勉強する意味はないと言われたことがある
しかし目の前の人の力になりたい気持ちが勝った時、批判されても自分の想いが勝ったから勉強を続けた
周りにはダメに見える事も多いが、自分の中のルールを守り、それで成果が出ればいつか自分の目標に到達できる
私の経歴は
成績は常に最下位→国家試験に落ちる→転職して2カ月で転職先を退職
最悪の経歴である
しかしその経歴でも自分がやりたかった教壇に立つという夢が叶った
見てくれている人は必ずいる
見てくれる人がいなくても自分のルールを守ったことを自分自身で褒める事で自己効力感を高めることができる
それくらい大きな決断の時に自分のルールで行動できる事は素晴らしい
かつての私は周りに合わせることしかしなかった
なぜなら周りに合わせる事で文句を言われないから
しかし自分らしく生きる為には周りの意見より自分の意見が大事だと思うようになった
最初にそう考え出したのは高校生の時
私には好きな先輩がいた
しかし話したことは無く、一目惚れ
その先輩は人と群れる事が無く、ひとりでよく行動をしていた
女子は周りと仲良くしている印象しか無かっただけにカッコよく見えた
当時、高校生の私はひとりで居ると友達がいないと周りから思われるのが嫌で誰かと一緒にいるようにしていた
しかしその先輩に憧れてそこから私もひとりで外食したり、校内を歩くようになった
だけどそこまでで自分の意見を言うまでには至らなかった
私が自分の意見を他者にぶつけるようになったのはそれからずっと先
就職して2年目の時、研究発表に取り掛かった時だった
研究とは自分がしてきた研究が周りに批判されても揺るがないくらい自分の主張が正しいということを繰り返すものだ
なぜなら周りが言っている事や言い伝えに絶対正しいことはないからだ
言い伝えや周りの意見と自分の意見を基にした統計とデータ、果たしてどちらが正しいのか
その真実をデータという信憑性あるもので提示することで、どちらの意見が正しいか否かがハッキリする
そして自分が正しいと思う方向や一般的な考え方が間違っているという真実にたどり着いたとき、相手に意見を突き付ける事ができる
そうじゃない、その真実はこうだ、と
そして相手が批判してきた時、批判した者の意見に対して事実に至った経緯を伝えてぐうの音も出ないようなデータを提供する
その真実を突き付けた時、自分が正しいと思えたなら素晴らしい
その背景には自分の意見を信じる力とそこまでに至るプロセス、相手の意見の予想を含めても自分の意見に揺るぎがないという意志があるから自信が持てるのである
そんな気持ちになったあの時から、研究以外の場面でも自分の意見を主張する様になったのだった
ただしいくら研究でも間違っている事もある
話を聞いて相手の意見が正しいと思える柔軟性も必要だ
その際は潔く勉強になったと学べば良い
研究するような機会がない人は自分の意見、行動に自信を持つにはどうすれば良いか
それは意見する時にメリット、デメリットをしっかりと多角的にいろいろな視点で見る事で、こちらの意見も一理あり、と相手側に思わせらるのだ
まずはいろいろな視点で周りを観察してみることが重要だ
観察した結果、視野を広げて相手の思うことも受け止めた上で自分の考え方に自信を持つことができるようになるのだ
しかし普段の会話であれば自分が絶対正しいと思うことはやめた方がいい
理想は相手の意見を取り入れながら自分の意見の一部を理解してもらえるように努めるべきだ
なぜなら研究とは違い、雑談ではどちらの意見が正しいかというデータを提示することが難しく、自分の意見をぶつけ合うことが多いからである
そもそも会話とは相手の意見を認めた上で話を展開する方がお互いに意見が受け入れてもらいやすく、会話も盛り上がる
研究は学会に提出するため、真実を突き詰めていく学問だ
しかし会話とは盛り上がって楽しかったと思えたらいいのだ
そのくらいゆとりあるスタンスは持っておく必要がある
ただ結論としては周りに流されないためには自分の意見に自信を持って話を展開することが重要である事を覚えていて欲しい
以上