努力の方向性
私は自分で努力家だと思っています
しかしそれは昔の話
なぜなら努力家とは嫌な事を我慢して続けることだから
そんな私は努力することを辞めました
では今はどうなのか?
今までは努力と感じていた事は努力せずに楽しむ工夫をしたり、考え方を変換して楽しくなるように工夫をしています
努力しないように努力している努力家です
しかしいくら嫌なことを楽しめる工夫をしたところで頑張る方向性を間違えていたら成果は出ません
私がそれを感じたのは就職して2年目の頃
私は医療職ですが、総合病院で働いていた頃、どこから勉強しようか本当に悩みました
整形なのか、脳卒中か、認知症か、呼吸器疾患か、それとももっと基礎的な知識の底上げをするのか、技術的な知識を増やしていくのか…
全てを求められていたので本当に悩みました
こんな時、私は今後この仕事をしていく上で1番長く付き合っていかないといけない事を勉強しようと考えました
という事で認知症の勉強を始めて今では専門学校で認知症を教える水準まで知識を増やす事ができました
もし闇雲に勉強していたらこんな体験は出来なかったと思います
しかし私はかつて闇雲に勉強していたことがあるのでその例をご紹介したいと思います
あれは専門学校最終学年で国家試験に向けて勉強していた頃でした
私は勉強を闇雲に勉強していたので、出題頻度が明らかに少ない知識に1番長く時間を割いていました
理由はメカニズムを自分で知って、理解したいから
それも大事な事かもしれませんが、国家試験までには限られた時間しかありません
長期的な目線で戦略が立てられなかった私は国家試験に落ちてしまいました
そこで国家試験2年目
私は長い目線で必要な部分から優先的に勉強しました
1年目の頃は学校で毎日勉強を7時間して、帰って5時間くらい勉強していても成績は上がりませんでした
しかし2年目は学校で6時間くらい勉強していましたが、家では自主勉強無し
それでも成績はグングン伸びました
そして私が1年目にしていた勉強方法をしていた人達は次々に脱落
その中でも1人だけその勉強方法を続けて国家試験に合格した人もいました
彼は国家試験1年目なのに点数も私は負けてしまいました
しかし彼は勉強に時間を割いていた結果、合格しましたが全く努力しなかった私と10点差程度しかありませんでした
168/274点中合格で
私が218点で彼は230点くらいだったように思います
しかし就職して再度彼に会ったのですが、相変わらずがむしゃらに勉強していました
それを見て努力も大事だけど、人生の自分の持ち時間は限られていて、その持ち時間を有効活用するには努力の方向性を見失わない事が大事だと感じました
これは勉強だけではありません
例えば恋愛ですが、結婚相手を探して恋愛したいのか一時期に恋人が欲しいのかによってアプローチの方法も変わります
私はかつてかわいい彼女が欲しくて顔が可愛くて、その中で生活が優しい人がいれば付き合ってその人と結婚できればいいなと思っていました
5年くらい彼女ができませんでした
理由は私のタイプの人はみんな性格がキツい人ばかりで恋愛に発展しなかったり、理想が高すぎて彼氏がいるパターンが多かったからです
まぁ当時の私に好きになられたくないからそういう風にしてただけかもしれませんが…
しかしそんな私もかわいい人とデートできました
ただデートは盛り上がらず、相性悪いなと思いながらもかわいいから告白しました
結果、振られた時にキツい事を言われて次からは性格が自分と合う人と付き合うようにしようと決めました
そしたらすぐに彼女ができたのです
これは狙っていた女の子のターゲットを変えたのもありますが、努力する方向性も変えたのが大きかったように思います
かわいい子狙いの時は自分のファッションや髪型ばかり意識して中身を磨かなかったのですが、性格が合う人を意識し出して外見より人を分析する能力に磨きをかけました
その結果、相手の内面をしっかり分析できるようになりました
人生は時間が限られています
有効活用するには努力する方向性を見失わない事でなりたい自分に近づけるという話でした
以上