親の決めつけは子供を苦しめる
これは子供が悪いことをした時に親がどう対処するのか、という話です
私は最近、これを体験しました
私は転職したばかりで、新しい職場で働いています
書類で先月との変更点を修正し忘れていたのです
その時、上司に変更してないことを指摘され、私は素直に自分が忘れていたことを反省していました
それは自分のミスであり、反省していました
しかし上司は…
めんどくさかったから変更しなかったんだろうというニュアンスでこちらに伝えてきました
子供たちも同じで本当にいけないことをした時は反省していると思います
また親から見れば間違っているように見える事でも、子供にはちゃんと理由があって、親自身もその子供と同じ境遇になった時、子供と同じことをしているかもしれません
浅はかに見える行動も、実は誰かの被害を被っているのかもしれません
しかし理由を聞こうとしない親は、その真実が分かった時、なんで言わなかったんだと子供を責めたりするのです
そんな親や上司には心を開かないですよね
腹が立つことだってあると思います
一瞬の感情で怒ってしまうかもしれません
だけどそれは子供は自分の「所有物」だと思っているからじゃないですか?
だから感情に任せて怒ってしまうのです
子供もちゃんと考えて行動しています
間違ったことをしても怒るのではなく、理論的に叱ることで反省するのです
怒られると萎縮してしまい、親には意見が言えなくなります
結果的に本心を見せない、自分を犠牲にして生きていくことになるのです
だからニュースで犯罪を犯した人間は大人しい、礼儀正しいような人が多いのです
理由は周りから見たらいい人でも、本人は偽善者の自分で生きているのだから
それが限界を超えた時、犯罪を犯しているのです
私も親にはよく怒られました
いけない事をした時に、頭を叩かれたり怒鳴られたりしました
しかし何がいけなかったのか教えて貰えませんでした
だから同じ失敗をするし、何がいけない事なのか分からないけど、それがわからないとまた怒られるから聞けないのです
頭が悪い子を作り上げているのは親で、やはりこんな対応しかしてこなかった親の子供は考えることを辞めて思考停止している気がします
そして子供は親の言いなりになり、親は自分の所有物になってくれた子供を褒めるのです
だって自分の支配下に置いた状態だから、簡単に子育てができますから
だけど子供は親の所有物になるために自分を殺したロボットになっていくのです
私はback numberのミスターパーフェクトの歌詞にある人間を目指してました
あの人間像はまさに誰かの言いなりになるロボットになることが完璧だと思っていたという歌詞だと勝手に解釈しています
だけど、歌詞にもあるように完成したら気がつくのですが、そこには自分すらいなくなりました
だから私は勉強できないというのも個性だと思うようになったのです
私が通信簿で酷い評定を取った時も、父親は壁を殴って壁を破壊しました
怖かったし、今でもトラウマです
だからと言って勉強はしませんでした
だって勉強した方がいいことは分かってもなぜ勉強した方がいいか分からないし、楽しくないんですから
勉強した方がいいというのは私にも分かります
だけど私の周りにはなぜ勉強した方がいいのか答えられない大人が多かったのです
聞いて大体返ってくるのは、
自分が勉強しなかったことを大人になって後悔していることや将来立派になれない、そんなことはどうでもいいなどでした
私は何か行動する時に、行動する理由を明確にしたいのです
だから勉強する意味もちゃんと知っていれば勉強していたと思います
だけど勉強する本当の理由を親も知らないから説明できないのです
結果として脅しという凶器で罰を与えて「勉強させる」のです
本来、勉強は「させるもの」ではなく「するもの」ですから
勉強をすることがワクワクする状態にするのです
だけど勉強が大切だ、勉強は面白いんだと上手く伝えられない親が多いのが現状です
理由は親も勉強をさせるもので面白くないものだと思っているから
だけど違います
勉強は自分でワクワクしながら知的好奇心を高めて楽しむものです
だけどそれを伝えられなかった親は負けですし、子供の成績にどうこう言う資格はないのです
私はそんな親になりたくないから勉強は楽しいもので、勉強には理由があるというのをモットーにしています
だから私は勉強する意味を探りましたし、少しずつ見つけられたと思います
このブログではその勉強する意味や理由を伝えていきたいと思っております
あとは環境も大事ですよね?
私はど田舎出身で小学校や中学校には本屋どころか店もありません
だから高校生になり、初めて本屋に行ったとき、心理学の分野でたくさんおもしろい本に出会った時、興奮しました
勉強嫌いな私がそんな風に思うとは思ってもいませんでした
これが中学校の時に感じていたら、自分で本を読む習慣がついていて、勉強も自分からやっていたのかなとも思います
また周りに読書する人がいたら、触発されて勉強していたかもしれません
だからみなさんは子供に勉強の楽しさや環境の重要性を意識して子育てしてほしいです
あなた自身も子供から見たら大事な環境というパーツなんですから
自分の思い込みで決めつけたりせずに理由を聞いてあげてください
こちらが子供にしてほしいことをちゃんと求めることにはやらないといけない理由を大人と話すように説明してあげてください
またいろんなことにチャレンジする機会や環境を整えてあげてください
そうすれば子供は期待に応えるように努力しますし、努力を褒める事でさらに頑張りますから
失敗ももちろんありますが、長い目で見て失敗しても怒らずに見守ってあげてください
信頼できる親子関係ができますから
以上、馬鹿な私から見た親や周りの大人にずっといいたかった事でした
学校の非常勤講師になり、やっと自分の意見を少し纏められるようになったので子供から親への子育てに物申す事ができてよかったです
では